ごあいさつ

約20年前、いつ通っても雨戸が閉まり人の気配の無い家たちが、とても寂しそうに思えて仕方がありませんでした。私はある時から、家にそんな寂しい思いをさせないようなお手伝いができないものかと考えるようなりました。その後、エンディングノートの勉強を通じて、自分の人生の棚卸しをするように、住む家についても先々のことを考えて「終活する」ことが、空き家を生み出さない一つの方法だと思い至りました。
「人生は、有限である」この当たり前のことをつい私たちは忘れてしまいがちです。しかし、始まりがあれば必ず終わりがあります。人生の終わりを「万が一の時」と言いますが、「万が万」の間違いですよね。
皆さまがそれぞれに紡がれてきた人生、その後半戦を安心して、より豊かに彩ることができるよう、そして、皆さまのお家も次のステージへのご縁を繋ぐようなお手伝いをしたい！「つむぐむらいふ」という、この少し発音し難い社名には、このような思いを込めました。あなたとあなたのお家“らしい”終い方を、私たちと一緒に考えてみませんか？

つむぐむらいふ株式会社 代表取締役樋口 佳子