今回は、流山市駒木台にある、いわゆる「迷惑空き家」の売却事例をご紹介します。 「草木が生い茂って近隣から苦情が来ている」「権利関係や法令上の制限が複雑でどこも買い取ってくれない」……そんなお悩みを抱えている方には、ぜひ読んでいただきたい実話です。
なんと、買い手によって「0円」から「4,000万円以上」まで評価が分かれた、驚きのケースです。
物件のスペックと抱えていた課題
ご相談いただいたのは、所有者様の保佐人(財産管理などを行う法的なサポーター)の方でした。 所有者様ご本人は不動産以外の資産が少なく、建物の維持管理にお金をかける余裕がない状態。一刻も早い売却が必要でした。
【物件概要】
- 場所: 流山市駒木台(市街化調整区域)
- アクセス: つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」徒歩29分
- 敷地面積: 約1,800㎡(約545坪)という広大な土地
【抱えていた大きな問題】
- 完全なジャングル化(迷惑空き家) 長年放置されていたため、敷地内は草木で埋め尽くされ、道路に枝が越境。近隣の方々に多大なご迷惑をおかけしている状態でした。


- 解体・撤去費用の壁 当社での買取も検討しましたが、建物の解体やジャングルの伐採・抜根だけで数千万円規模の費用がかかることが判明。出口戦略が描けず、買取は断念せざるを得ませんでした。
自社で買えなくても、高く買ってくれる得意な業者を探そうと、仲介での売却に切り替えました。
次々と発覚する「売りにくい」理由
売却活動を進める中で、この土地にはさらに高いハードルがあることがわかりました。
1. 敷地の半分近くが「畑」だった
1,800㎡のうち、住宅が建てられるのは約1,000㎡だけ。残りの約800㎡は地目も現況も「畑(農地)」でした。 市街化調整区域の農地は、基本的に家を建てられません。老人ホームなどの福祉施設や資材置き場など、用途が厳しく制限されます。 しかし、売主様は「畑部分もセットでの売却」を希望されていたため、買い手はかなり限定されます。
2. 土壌汚染の可能性(告知事項)
さらに、売却活動中に売主様から「昔、ここでクリーニング業(工場兼住宅)を営んでいた」という情報が! ドライクリーニングで使用する溶剤による土壌汚染の可能性があります。これは不動産評価においてかなりのマイナスポイントとなりますが、知ってしまった以上、隠すわけにはいきません。
3. 博物館からの調査依頼!?
建物は戦前に建てられた非常に古いもの。なんと流山市と柏市の博物館から「解体前に調査をさせてほしい」と依頼が来るほどでした。歴史的価値があるとはいえ、買い手にとっては「すぐに解体できないかもしれない」という心理的ハードルになります。
弊社のネットワークをフル活用した結果
「ジャングル」「農地付き」「土壌汚染リスク」「文化財級の古家」……。 普通なら「売れません」と断られてもおかしくない条件です。
しかし、私たちは諦めずに弊社のネットワークをフル活用しました。 福祉施設、建設会社、調整区域の開発が得意な業者、大手ハウスメーカーなど、あらゆる方面へアプローチを行いました。
その結果、驚きの結末が待っていました。
合計7社に見積もりを出してもらったところ、その評価は真っ二つに分かれたのです。
- A社・B社など:「解体費用が莫大にかかるから、タダ(0円)なら引き取ってあげる」
- C社(最終的な買主様):「4,000万円以上で購入します!」
その差、なんと4,000万円以上。 同じ土地でも、「誰が」「どう使うか」によって、これほど価値が変わるのです。これには私たちも改めて「不動産評価の奥深さ」を痛感しました。
解決へのウルトラC
最終的に、以下のようなスキームでまとまりました。
- 宅地部分(約1,000㎡): 宅地分譲が得意な不動産業者が購入
- 農地部分(約800㎡): 農地を取得可能な近隣の農業従事者へ売却
それぞれの土地を「一番欲している人」にマッチングさせることで、売主様のご希望(一括処分・高値売却)を叶えることができたのです。
まとめ:諦める前にご相談ください
「迷惑空き家だからお金を払って処分するしかない」 「農地がついているから売れない」
そう思って諦めていませんか? 今回の事例のように、ターゲットを絞り、適切なマッチングを行えば、「負動産」が「富動産」に変わる可能性は十分にあります。
つむぐむらいふでは、一見価値がないと思われるような不動産や、近隣トラブルを抱えた「迷惑空き家」にも真摯に対応いたします。
柏市・流山市周辺で、空き家や複雑な土地の処分にお困りの方は、ぜひ一度つむぐむらいふへご相談ください。あなたの不動産の本当の価値を、私たちが探し出します。
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