「家賃払うくらいなら、買った方がよくない?」に対する、僕の答え
「家賃払うんだったら、買っちゃった方が良くない?」
同世代の友人や同僚に、
一度は言われたことがあるんじゃないでしょうか。
正直に言います。
僕も昔は、まったく同じことを思っていました。
同じ金額を毎月払うなら、
自分のものになる方がいいに決まっている。
そう信じて疑いませんでした。
でも今は、少し違う景色が見えています
僕自身は、まだ家を買ったことはありません。
ただ、不動産の仕事をしていて、
- 空き家の売却
- 相続不動産の処分
- 「売りたくても売れない家」
といった現場を数多く見てきました。
その中で強く感じたことがあります。
家は「買うとき」よりも、
「手放すとき」に本質が出るということです。
家を買うということは、「場所」を決めるということ
家を買うと、当たり前ですがその場所に縛られます。
- 通える職場が決まる
- 子どもの学区が決まる
- 付き合う人の範囲が決まる
- 生活の動線が固定される
もちろん、それが心地いい人もいます。
地域に根を下ろし、コミュニティを築いていく。
とても素敵な生き方です。
でも——
「もし、沖縄に住みたくなったら?」
僕は、ふとそう思うことがあります。
仕事がどうとか、いろいろ理由はつけられるけど、
「住みたい」を一番に考えれば、
沖縄でできる仕事なんて、きっといくらでもある。
でも家を買ってしまったら、
その「住みたい」という気持ちに、
すぐには応えられなくなる。
これは、現場でたくさん見てきた現実です。
賃貸は、「自由」を買っている
だから今、僕はこう考えています。
賃貸は、毎月の家賃で
「住む場所の自由」を買っている。
家賃は消えていくお金じゃない。
- いつでも動ける
- いつでも変えられる
という選択肢を、毎月買い続けている。
自由は、人生の選択肢を広げる
住まいの自由は、そのまま人生の自由度に直結します。
- 転職したい
- 新しいことを始めたい
- 家族の形が変わった
- 親の近くに住みたくなった
そんなとき、賃貸なら動ける。
「動ける自分」でいられる。
僕が賃貸を選んでいる理由
僕は今、
- 事業をやっている
- エリアをまたぐ可能性がある
- ライフスタイルが変わる前提で考えている
この状態で家を買うのは、
合理的ではないと判断しています。
それよりも、
身軽に動ける状態を維持することの方が、
価値が高い。
ただし、「買う」を否定しているわけではありません
これは大事な前提です。
- 同じ場所に長く住む人
- ライフプランが固まっている人
- 所有することに価値を感じる人
こういった方にとっては、購入は合理的です。
あくまで僕は、
今の自分にとっては賃貸が合っている
というだけの話です。
「自由」という視点を持つ
「持ち家 vs 賃貸」は、どうしても
お金の損得で語られがちです。
でも僕は、そこにもう一つの軸を足したい。
それが「自由」です。
最後に
あなたにとって、住まいとは何でしょうか?
資産でしょうか。
安心でしょうか。
それとも、自由でしょうか。
答えは一つではないと思います。
ただ、「賃貸って意外といいよ」という選択肢があることを、
知ってもらえたら嬉しいです。
これから何回かに分けて、
僕が感じている「賃貸の良さ」を発信していきます。
一緒に、住まいのことを考えてみませんか?
