流山市にて、家主様が突然ご逝去されたお宅の 遺品整理と不用品買取のご相談をいただきました。
初めてお部屋に入らせていただいた際、 作り置きのお食事や、湯呑みに残るお茶がそのままの状態で、 まるで昨日まで生活が続いていたような状況でした。 ご親族様はまだ心の整理もつかない中で、 通帳の確認や契約中サービスの把握など、 相続に必要な情報を急いで確定させなければならない状況でした。
■ 「今必要なこと」と「後でよいこと」を仕分けるご提案 一般的な遺品整理では、一度にすべての荷物を撤去することを勧めがちです。 しかし今回は、これからの費用負担や物件売却の可能性も考慮し、 当社では以下の段階的なプランをご提案しました。
- まずは「捜索」と「一般ゴミ」の処分のみ実施 物件価値を損なう腐敗の恐れがあるものや、生活ゴミを優先して片付け。
- 大型家具・家電は一旦「保留」 処分費用の高い大型家具は、残置しても物件価値への影響が少ないため、 「物件売却時に改めて検討すればよい」とし、初期費用を抑えました。
■ 貴重品以外は不要とのことで、 片付けと並行して不用品の査定・買取を実施しました。 今回も、査定のパートナーである 流山市のハレバレ屋・中原さんに来ていただきました。 https://www.harebareya.com/
その結果── 合計101点、約28万円の買取査定となりました。
今回の買取品の金額の半分以上は、貴金属ではなく 「雑貨」や「アウトドアギア」が中心でした。
結果として、この買取額だけで 今回実施した整理・処分費用のほぼ全額をカバーすることができ、 ご家族の方にも「まさか費用が掛からずに済むとは」と大変喜んでいただけました。
■ 専門家の視点で「隠れた価値」を見逃さない 何がゴミで、何が価値あるものか、 ご遺族様自身も把握できていないケースがほとんどです。 そこで私たちが介入し、しっかりと価値を見極めることで──
◎ ご遺族様が「捨てるしかない」と思っていた中から価値を発掘できる
◎ 買取点数101点という結果の通り、ゴミを減らし環境負荷を軽減できる
◎ 整理費用を買取額で相殺し、実質的な負担を最小限に抑える
■ まとめ｜ご事情に寄り添い、最適な「整理」の形をつくる 遺品整理は、単に物を捨てるだけの作業ではありません。 突然の出来事に戸惑うご遺族様に寄り添い、 「今すぐやるべきこと」と「後から考えてよいこと」を整理する。 そして、それぞれのプロが連携することで、 少しでも経済的な負担を減らす工夫をすることが私たちの使命です。
今回の事例のように、 一見ゴミに見えるものでも、しっかりとした目利きと仕分けが入れば ご依頼者様を助ける資産に変わることがあります。
柏市・流山市周辺で遺品整理や空き家の片付けにお悩みの方は、 ぜひ一度、つむぐむらいふへご相談ください。